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発達障害児の知覚認知発達不全の理解|神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター|和氣洋美

講義詳細
講座名
発達障害児の知覚認知発達不全の理解
大学
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
キャンパス
KUポートスクエア
概要
この講座では、心理学の立場から知覚認知発達の不全を早期に発見して発達を促すことが、発達障害児の行動理解と発達支援にとって重要であることを可能な限り具体的にお伝えし、理解を深めていただきたいと思います。発達障害という言葉が使われはじめ、一般に周知されるようになったのは新しく、20 世紀末になってからです。いまでは「親の育て方が悪いから……」などという誤った考えをもつ人は少なくなったとは思いますが、発達障害が正しく理解されているかというと、まだまだの感があります。発達障害の特徴として「コミュニケーションが苦手」「物事へのこだわりが強い」「感情をコントロールするのが困難」など、社会生活上での問題は多く指摘されてきましたが、見る、聞く、接触するといった知覚や認知に特異性を示し、それが教育場面その他の生活場面での問題行動の原因になっている場合があることが指摘されるようになったのは、ごく最近のことです。知覚認知発達支援、ビジョントレーニングなどの用語は、まだほとんど周知されていません。この講座に参加していただき、一人でも多くの方々に発達障害について、また発達障害と知覚認知発達不全との関係について理解を深めていただければありがたいと思います。講義に加えて、受講された方のご意見を吸い上げながら、各回、必要に応じて、質疑応答、意見交換なども取り入れたいと考えています。
会員価格
8,500円
一般価格
9,500円
講座期間
2018/2/10~2018/3/17
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
6回
定員
50人
講師名
和氣洋美
講師概要
神奈川大学名誉教授、NPO法人すくすくラボWINNS -生涯発達支援代表理事・千葉大学文理学部心理学専攻卒業、東京都立大学人文科学研究科心理学専攻博士課程満期退学。名古屋大学医学部大学院研究科眼科学教室研究生。医学博士(名古屋大学)。日本学術振興会奨励研究員、白鷗女子短期大学助教授を経て神奈川大学教授。神奈川大学セクシュアルハラスメント対策委員会委員長、神奈川大学学長補佐、神奈川大学人間科学部長、同大学院人間科学研究科委員長等歴任。神奈川大学プロジェクト研究所「視科学研究所」所長の後、現在は「神奈川大学マルチモーダル研究所」プロジェクト研究員。専門分野は知覚認知心理学、発達障害児の知覚認知発達支援、高齢者のQOL と環境整備、触覚による視覚代行。主要著書に『触覚の錯視』(錯視の科学ハンドブック、岩波書店)、『視覚の世界・触覚の世界』(脳から心へ、岩波書店)、『感覚遮断』(人間の許容限界ハンドブック、朝倉書店)、Rotating goblet and talking profiles.Perception、『トイレと心理学』(トイレ学大事典、柏書房)。
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階
アクセス
横浜高速鉄道みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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