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292024 源氏物語 -若菜下巻・柏木巻-|武蔵野大学|松村武夫/稲垣智花

講義詳細
講座名
292024 源氏物語 -若菜下巻・柏木巻-
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
重体の紫上を看病する光源氏の不在に乗じて柏木は女三宮に逢うことができ、宮は不義の子をみごもってしまった。一度は絶えいった紫上が蘇生し小康を得たので、光源氏は気分がすぐれないという女三宮を見舞い、その懐妊を知り、さらに柏木の女三宮あての文を見つけてしまった。光源氏を畏怖する柏木は体調を崩し六条院にも参上せずにいたが、朱雀院の御賀の試楽の日に光源氏から諷されて以来、重病の床に臥してしまった。病気平癒の加持祈祷のために父邸に移った柏木は女三宮に最後の文を送った。
――柏木と女三宮の不義の問題。紫上の出家への強い願望。これらに対して対面を保ちながら、光源氏はどのように苦悩し、ふるまっていくか。
【教材】新潮日本古典集成〈新装版〉 源氏物語 五 新潮社 2,808円
会員価格
一般価格
30,000円
講座期間
2017/10/2~2018/3/26
開講時間
10:00~11:30
曜日
講座回数
20回
定員
50人
講師名
松村武夫/稲垣智花
講師概要
松村 武夫
本学名誉教授
1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在、本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。

稲垣 智花
本学非常勤講師
早稲田大学大学院博士課程修了。武蔵野大学非常勤講師。跡見学園女子大学非常勤講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に、『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に、『新時代への源氏学第3巻 関係性の政治学2』所収「解釈行為の政治学―「夕霧」―」(竹林舎)、『歴史物語講座第3巻 大鏡』所収「大鏡の思想」(風間書房)ほか。
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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