講義詳細
講座名
世界の民族音楽を聴く-第2講-「アラブ楽器の王、ウードの響き」
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、人々の生活に触れ、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授、地理学)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器、さまざまな社会的・文化的背景などのお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー&コンサートのひとときを共遊していただきます。(■コーディネータ 石川 修次(元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭))----------------------------------------------------- 「アラブ楽器の王、ウードの響き」-----------------------------------------------------■演奏:常味 裕司(ウード)・和田 啓(レク) 西アジアからアフリカ北東部にかけての中近東に生まれたウードは、西洋の弦楽器の祖であり、アラブでは楽器の王様として多くの人々に愛されています。またシルクロードを介して日本や中国の琵琶とも深い関係にあるといわれています。タンバリンの祖であるアラブの打楽器レクの伴奏で古典曲と近代の名曲を演奏します。さらに、アラブ音楽のメロディーとリズム(マカームとイーカー)についても具体的な演奏をとおして解説していきます。
会員価格
1,000円
一般価格
2,000円
講座期間
2017/11/18~2017/11/18
開講時間
14:00~16:30
曜日
土
講座回数
1回
定員
150人
講師名
常味裕司/和田啓/石川修次
講師概要
常味裕司(ツネミユウジ)ウード奏者日本のみならず、東アジア地域におけるアラブ音楽の楽器であるウード演奏家のパイオニア・第一人者と称されている。スーダンのウード演奏家ハムザ・エル=ディンのもとで演奏法を学び、チュニジアに渡り、アラブ世界を代表するウード演奏家のアリ・スリティに師事し、本格的にアラブ音楽を学ぶ。国内では日本のウード奏者輩出にも寄与しており、音楽を通した文化・国際交流も盛んに行っている。アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動及びアラブ音楽アンサンブルFarha(ファルハ)やArabindia(アラビンディア)などを主宰し、さまざまな演奏家・舞踊家と共演している。2017年4月~洗足学園音楽大学ワールドミュージックコース、ウード科講師。
和田啓(ワダケイ)作曲家・打楽器奏者東京・浅草生まれ。幼少の頃から学んだ江戸里神楽をもとに独自の音世界を表現をするアジア系ハンドドラム奏者。タンバリンの原型とも言われるアラブの打楽器「レク」をエジプト・カイロにてハニー・ベダール氏に師事。海外での演奏活動も多い。また、作曲家としても数多くの演劇・映画音楽を手掛けており、主な作品として、99年ゲーテ作「ファウスト」(演出/西川信廣)欧州4ヶ国公演、2000年「三島近代能楽集~三島の女たち」(演出/野村万之丞)欧州5ヶ国公演、01年「ヴェニスの商人」(読売演劇大賞作品賞受賞)、劇団四季「南十字星」、05年映画「ガラスの使徒」(監督/金守珍、山田純大ほか)、2014年俳優座70周年記念公演「四谷怪談」、2015年「新・復活」(劇団キンダースペース、原作/トルストイ、脚本演出/原田一樹)、2016年「静寂の響き」(船橋文化創造館きらら主催事業)など。2009年度より船橋市文化芸術ホール芸術アドバイザーも務めている。
石川修次(イシカワシュウジ)コーディネータ・元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭2005年度後期、2009年度後期、2011年度後期、2013年度後期、2015年度後期オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1950年東京都に生まれる。國學院大學卒業後、明治大学付属中野中学高等学校の教員となり、現在に至る。大学では民俗学を学び、日本各地の民俗調査に携わる。中学時代にアメリカのフォークソングに出会い、1965年から5弦バンジョーを弾き始める。特にトラディショナル・フォーク・ミュージックに深い関心を持ち、伝承者の「人となり」を研究している。またバンジョーについての興味は尽きることなく、現在も19世紀後半から現代に至るバンジョーをめぐる文化的・社会的・歴史的背景について研究を続けている。
和田啓(ワダケイ)作曲家・打楽器奏者東京・浅草生まれ。幼少の頃から学んだ江戸里神楽をもとに独自の音世界を表現をするアジア系ハンドドラム奏者。タンバリンの原型とも言われるアラブの打楽器「レク」をエジプト・カイロにてハニー・ベダール氏に師事。海外での演奏活動も多い。また、作曲家としても数多くの演劇・映画音楽を手掛けており、主な作品として、99年ゲーテ作「ファウスト」(演出/西川信廣)欧州4ヶ国公演、2000年「三島近代能楽集~三島の女たち」(演出/野村万之丞)欧州5ヶ国公演、01年「ヴェニスの商人」(読売演劇大賞作品賞受賞)、劇団四季「南十字星」、05年映画「ガラスの使徒」(監督/金守珍、山田純大ほか)、2014年俳優座70周年記念公演「四谷怪談」、2015年「新・復活」(劇団キンダースペース、原作/トルストイ、脚本演出/原田一樹)、2016年「静寂の響き」(船橋文化創造館きらら主催事業)など。2009年度より船橋市文化芸術ホール芸術アドバイザーも務めている。
石川修次(イシカワシュウジ)コーディネータ・元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭2005年度後期、2009年度後期、2011年度後期、2013年度後期、2015年度後期オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1950年東京都に生まれる。國學院大學卒業後、明治大学付属中野中学高等学校の教員となり、現在に至る。大学では民俗学を学び、日本各地の民俗調査に携わる。中学時代にアメリカのフォークソングに出会い、1965年から5弦バンジョーを弾き始める。特にトラディショナル・フォーク・ミュージックに深い関心を持ち、伝承者の「人となり」を研究している。またバンジョーについての興味は尽きることなく、現在も19世紀後半から現代に至るバンジョーをめぐる文化的・社会的・歴史的背景について研究を続けている。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。