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環境といのちの手触り‐環境倫理学をめぐる理論と実践‐|上智大学公開学習センター|長町裕司 上智大学文学部哲学科教授

講義詳細
講座名
環境といのちの手触り‐環境倫理学をめぐる理論と実践‐
大学
上智大学公開学習センター
キャンパス
四谷キャンパス
概要
東日本大震災と連動して生じた福島第一原子力発電所の大事故は、日本国民、日本の国土に大きな傷を残し、いまだその傷は癒えていません。原発事故をきっかけに自らが住まう環境に対して、より強い関心を持つようになった方も多いのではないでしょうか。 とはいえ、「環境」とは一筋縄ではいかぬものです。「環境」とは必ずしも私たちの周囲の自然だけを指すものではありません。私たちの身の回りには、自然物だけではなく私たち自身によってつくられた人工物も存在しますし、その意味で環境は自然物と人工物の、さながらタペストリーの様相を呈しています。また、胎児にとっては、母親の子宮こそが唯一無二の環境です。日本が経験してきた公害の問題や、古くはレイチェル・カーソンの言葉は、環境汚染と体内汚染とが不可分であることを教えてくれました。 本講座では「環境」を上記のよう幅広くとらえたうえで、私たちの暮らしに寄り添いつつ根本的に考えようと思います。そのために、自然に関する哲学的思弁から、フィールドワークまでをも視野に収める学際的な学問としての環境倫理学を学びます。また今回は、環境に関連してNHKで優れた番組を創り続けているディレクターの石原さんをもお迎えして、番組制作にまつわる貴重なお話をしていただきます。理論と実践、理念と現実との往復運動を受講生の皆さんに味わっていただき、自分自身の生活と環境を再考し、より豊かな認識が持てるような講座にしようと考えています。
会員価格
27,000円
一般価格
講座期間
2017/10/16~2017/12/18
開講時間
18:45~20:15
曜日
講座回数
10回
定員
40人
講師名
長町裕司上智大学文学部哲学科教授
講師概要
上智大学文学部哲学科教授専攻/宗教哲学、現代ドイツ哲学、キリスト教思想史・著作/Selbstbezueglichkeit und Habitus. Die latente Idee einer Geistmetaphysik bei Thomas von Aquin
住所
東京都千代田区紀尾井町7-1
アクセス
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅麹町口・赤坂口から徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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