講義詳細
講座名
『源氏物語』「蛍」巻(物語論以降)から「常夏」巻(前半)までを読む
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
早稲田校
概要
現代語訳・概説書の類が多くある『源氏物語』ですから、この物語の世界のあらましをとらえることはある意味で容易です。しかし、できればその原文にもふれてみましょう。『源氏物語』の言葉が構築する世界のゆたかな拡がりは格別です。なるべくわかりやすい説明を心がけますので、初心者の方も遠慮されずにご参加ください。今学期は、「蛍」巻の終盤、「物語論」の段から「常夏」巻の前半まで読みすすめます。光源氏の養女玉鬘(たまかづら)をめぐる求婚譚は、四季のうつりかわりとともに新たな展開をみせてゆきます。また「物語論」は『源氏物語』の中の一場面でありながら、本居宣長の「もののあはれ」論との関わりも大きい上に、世界的に見ても先駆的な文学論として注目されるところです。
会員価格
29,160円
一般価格
33,534円
講座期間
2017/04/11~2017/06/20
開講時間
13:00~14:30
曜日
火
講座回数
10回
定員
講師名
陣野英則(早稲田大学教授)
講師概要
1965年福島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。平安時代文学を専攻。著書に『源氏物語の話声と表現世界』、『源氏物語論—女房・書かれた言葉・引用—』(ともに勉誠出版)、共編著に『王朝文学と東ユーラシア文化』(武蔵野書院)など。
住所
東京都新宿区西早稲田1-6-1
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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