講義詳細
講座名
アジアにおける「観光の風景」を読む―マレーシア・タイ・台湾の少数民族観光―
大学
立命館大学
キャンパス
衣笠キャンパス
概要
「アジアにおける『観光の風景』を読む―マレーシア・タイ・台湾の少数民族観光―」
観光のグローバル化の進展のなかで、東・東南アジア諸国・地域は国際的ツーリズムにおいて主要な観光目的地となることを目指して、外国人観光者の集客を企図して、多様な「観光商品」の開発に取り組んでいる。「先住民族観光」あるいは「少数民族観光」がその好例である。
「先住民族」「少数民族」は当該国・地域において、これまで主流社会から疎外された「周辺的社会集団」として「排除」の対象とされてきた。しかし、国際的ツーリズムの拡大・深化に伴い、「観光立国」を目指す当該国・地域政府は、周辺的社会集団を観光開発戦略の枠組みに「動員」(「包摂」)する動きをみせるようになった。つまり、「観光」発展を契機に、「先住民族」「少数民族」という周辺的社会集団は「排除」の対象から「包摂」されるべき対象として利活用されるようになった。
本講義では、マレーシア・タイ・台湾を事例として、こうした「先住民族」/「少数民族」観光の現状と問題について言及したい。
観光のグローバル化の進展のなかで、東・東南アジア諸国・地域は国際的ツーリズムにおいて主要な観光目的地となることを目指して、外国人観光者の集客を企図して、多様な「観光商品」の開発に取り組んでいる。「先住民族観光」あるいは「少数民族観光」がその好例である。
「先住民族」「少数民族」は当該国・地域において、これまで主流社会から疎外された「周辺的社会集団」として「排除」の対象とされてきた。しかし、国際的ツーリズムの拡大・深化に伴い、「観光立国」を目指す当該国・地域政府は、周辺的社会集団を観光開発戦略の枠組みに「動員」(「包摂」)する動きをみせるようになった。つまり、「観光」発展を契機に、「先住民族」「少数民族」という周辺的社会集団は「排除」の対象から「包摂」されるべき対象として利活用されるようになった。
本講義では、マレーシア・タイ・台湾を事例として、こうした「先住民族」/「少数民族」観光の現状と問題について言及したい。
会員価格
無料
一般価格
講座期間
2017/12/09~2017/12/09
開講時間
14:00~16:00
曜日
土
講座回数
1回
定員
講師名
藤巻正己
講師概要
立命館大学文学部・特命教授
住所
京都府京都市北区等持院北町56-1
アクセス
JR・近鉄「京都」駅より市バス50/快速205にて(約35分) 「立命館大学前(終点)」下車。または市バス205にて約35分、「衣笠校前」下車、徒歩10分。/JR「円町」駅より市バス快速202/快速205にて(約10分)「立命館大学前(終点)」下車。または市バス205にて約10分、「衣笠校前」下車、徒歩10分。/阪急電車「西院」駅より市バス快速202/快速205にて(約20分)「立命館大学前(終点)」下車。または市バス205にて約20分、「衣笠校前」下車、徒歩10分。/阪急電車「河原町」駅(四条河原町)より市バス12/51にて(約40分)「立命館大学前(終点)」下車。/京阪電車「三条」駅より市バス15/59にて(約30分・市バス15は終点)「立命館大学前」下車。/京福電車「等持院」駅下車、徒歩10分。
申込
不要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。