講義詳細
講座名
映像にみる日本の民俗文化ー民族文化映像研究所の作品からー- 南日本の正月行事と生産儀礼 -
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
深草キャンパス
概要
太平洋の東端に弧を描くようにして横たわる日本列島。この列島の人びとは、北、西、南からの文化を柔軟に受けとめながら、独自の文化を築いてきました。主に南からの文化を受け入れた地方は、南九州、奄美諸島、そして琉球列島でした。南日本各地の生産にともなう予祝儀礼は、旧暦8月、9月に行われるものが少なくありません。夏の正月といわれる奄美大島竜郷町秋名の「アラセツ」もそのひとつです。また中秋の名月のころにもっとも盛大な行事が続くのも大きな特色です。ところが興味深いことに、甑島の正月行事「トシドン」のように、秋田県男鹿半島の「ナマハゲ」を思わせるような行事も伝承されています。この度は南日本の代表的な行事として『甑島のトシドン』、『鹿児島の正月行事』、『竹富島の種子取祭』、『竜郷のアラセツ』、『奄美の豊年祭』を鑑賞し、日本文化の多様性について考えてみたいと思います。
会員価格
4,630円
一般価格
6,490円
講座期間
2017/05/13~2017/07/08
開講時間
13:15~14:45
曜日
土
講座回数
3回
定員
講師名
櫻井想
/須藤護
講師概要
櫻井想/歴史民俗・地域文化研究所員。これまで日本の農村部を訪ね、庶民の暮らしの変容について考えてきた。現在は中国の天津を対象としている。
須藤護/龍谷大学名誉教授。現在のテーマは、日本の近代を支えてきた人びとの暮らしを聞き書きによって記録していくこと。滋賀県、奈良県、和歌山県など、近県を中心に小旅行を続けている。
須藤護/龍谷大学名誉教授。現在のテーマは、日本の近代を支えてきた人びとの暮らしを聞き書きによって記録していくこと。滋賀県、奈良県、和歌山県など、近県を中心に小旅行を続けている。
住所
京都府京都市伏見区深草塚本町67
アクセス
地下鉄「京都」駅から竹田方面へ「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約4分/JR「京都」駅から奈良方面へ「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約12分/京阪「四条」駅から淀屋橋方面へ「深草」駅下車、西へ徒歩約8分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。