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清少納言の王朝貴族社会|神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター|繁田信一

講義詳細
講座名
清少納言の王朝貴族社会
大学
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
キャンパス
KUポートスクエア
概要
清少納言(せいしょうなごん)の『枕草子(まくらのそうし)』は、普通、随筆集あるいはエッセイ集として扱われます。そして、これは、日本文学史の常識なのかもしれません。 しかし、その『枕草子』にも、あたかも『蜻蛉日記(かげろうにっき)』や『紫式部(むらさきしきぶ)日記』や『更級(さらしな)日記』を読んでいるかのように感じられる、日記のような章段(しょうだん)が幾(いく)つも含(ふく)まれています。それらの章段は、しばしば「日記的章段」などと呼ばれたりもしますが、この日記的章段だけを拾い読みしてみると、まさに清少納言の日記を読んでいるかのような気持ちにもなります。この講座では、『枕草子』を清少納言の日記を読むように読み進めることで、清少納言の眼から見た王朝貴族社会を再現していきます。特に、今回の講座では、清少納言が中宮(ちゅうぐう)定子(さだこ)のもとに女房として出仕(しゅっし)しはじめてようやく三ヶ月ほどが経(た)った頃、前代未聞(ぜんだいみもん)の盛大な仏事を催(もよお)した関白(かんぱく)道隆(みちたか)(中宮定子の父親)を主人公とする章段を丁寧に読んでいきます。
会員価格
11,200円
一般価格
12,500円
講座期間
2018/2/1~2018/3/22
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
8回
定員
50人
講師名
繁田信一
講師概要
神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師・1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階
アクセス
横浜高速鉄道みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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