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古文書に中世を読む―奉行人篇|早稲田大学エクステンションセンター|東島誠(立命館大学教授)

講義詳細
講座名
古文書に中世を読む―奉行人篇
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
時代劇でおなじみの「お奉行様」。「奉行」とは音でよむと「ブギョウ」ですが、訓でよむと「うけたまわりおこなう」となります。つまり「奉行」とは本来、上意を下達することを指すわけです。この上意を下達する、という行為に着目すると、当時の政治の仕組みが見えてきます。たとえば大名家ならば、大名当主が、その意向を奉行を介さず直接伝える場合と、奉行を介して示す場合とでは、その政治効果は同一ではありません。また行政の合理化が進めば進むほど、「奉行人」という名の役人たち、つまりは官僚機構の発達した大名家が頭角を現します。今は、個別の大名家の文書を追う、というのではなく、「奉行」という存在に注目して、古文書に中世、そして近世の萌芽を読んでいきたいと思います。【主な講義内容】奉行とはなにか─古文書学入門/室町幕府と奉行人/守護大名家と奉行人/戦国大名家と奉行人/豊臣家と五奉行
会員価格
14,580円
一般価格
16,767円
講座期間
2018/01/13~2018/03/03
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
5回
定員
24人
講師名
東島誠(立命館大学教授)
講師概要
東島誠
立命館大学教授
1967年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、日本中世史を中心に古代から近・現代に及ぶ。著書に『自由にしてケシカラン人々の世紀』(講談社選書メチエ)、『〈つながり〉の精神史』(講談社現代新書)等。また、與那覇潤との共著に『日本の起源』(太田出版)がある。

住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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