講義詳細
講座名
近代小説 耽美派の系譜
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
日本の近代文学はヨーロッパから自然主義リアリズムを学ぶことから始まりました。そこからプロレタリア文学や私小説が生じ、日本特有の文学的な展開が続いていくのですが、そうしたありのままの現実から脱皮して、文学のスケールを一挙に飛躍させた人々がいます。それは「耽美派」と呼ばれる書き手の系譜です。本講座では最初に、自然主義リアリズムとは何か、その意義はどういうところにあるのか、というお話をしてから、リアリズムの限界を突破した文学の流れを解説し、「新感覚派」の旗手として登場した横光利一の代表作『蠅』のお話をします。その後は、谷崎潤一郎、川端康成という耽美派の巨匠について解説し、最後に異端の文学として多くのファンに愛されている梶井基次郎の魅力についてお話します。
会員価格
一般価格
6,000円
講座期間
2018/04/13~2018/07/13
開講時間
15:00~16:30
曜日
金
講座回数
4回
定員
50人
講師名
三田誠広
講師概要
本学教授・芥川賞作家・日本文藝家協会副理事長
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。