講義詳細
講座名
『論語』を読む -朱子の注釈・日本人の解釈-
大学
國學院大學オープンカレッジ
キャンパス
渋谷キャンパス
概要
現代の我々は「本当に今のままでいいのだろうか」と、立ち止まらせられることが多いように感じます。もう一度原点に立ち戻って考えたいと思う時に、『論語』はその示唆を与えてくれる存在です。
今から約2500年ほど前、孔子は門人たちに数々の言葉を遺しました。その言行は、現代の我々に何を語りかけるのでしょうか。日本でも小学生から社会人に至るまで、なぜ『論語』は教えられ、読み継がれようとするのでしょうか。そのヒントは、800年ほど前の南宋の時代、哲学者と評される朱子が、ひとつひとつの章句を読み解いた末に指摘した「日用」にあるのではないでしょうか。
本講座では、人としてあるべき生活の中で活かすその「日用」を視座として、まずは精確を期し、朱子の解釈に寄り添って≪『論語』を読む≫ことにしたいと思います。加えて、その解釈に猛反発した、江戸時代の荻生徂徠『論語徴』を紹介し、解釈の多様性を考えます。
『論語』は各章句が独立し、どこから読み始めてもよい構成です。新たな方も気づかいはありません。今期は子罕第9篇・通番228「法語の言は・・・」から読み始めます。
今から約2500年ほど前、孔子は門人たちに数々の言葉を遺しました。その言行は、現代の我々に何を語りかけるのでしょうか。日本でも小学生から社会人に至るまで、なぜ『論語』は教えられ、読み継がれようとするのでしょうか。そのヒントは、800年ほど前の南宋の時代、哲学者と評される朱子が、ひとつひとつの章句を読み解いた末に指摘した「日用」にあるのではないでしょうか。
本講座では、人としてあるべき生活の中で活かすその「日用」を視座として、まずは精確を期し、朱子の解釈に寄り添って≪『論語』を読む≫ことにしたいと思います。加えて、その解釈に猛反発した、江戸時代の荻生徂徠『論語徴』を紹介し、解釈の多様性を考えます。
『論語』は各章句が独立し、どこから読み始めてもよい構成です。新たな方も気づかいはありません。今期は子罕第9篇・通番228「法語の言は・・・」から読み始めます。
会員価格
20,000円
一般価格
講座期間
2018/04/10~2018/11/13
開講時間
10:30~12:00
曜日
火
講座回数
10回
定員
講師名
石本道明
講師概要
國學院大學教授
専門分野:中国古典文学
専門分野:中国古典文学
住所
東京都渋谷区東4-10-28
アクセス
JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線「渋谷」駅から徒歩約13分/JR埼京線「渋谷」駅新南口から徒歩約10分/渋谷駅東口バスターミナル54番のりば都営バス学03日赤医療センター行「国学院大学前」下車/地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線「表参道」駅B1出口から徒歩約15分/JR山手線・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅から徒歩約15分/恵比寿駅西口ロータリー1番のりば都営バス学06日赤医療センター行「東四丁目」下車
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。