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[冬]伝承と描かれた祭事・信仰・芸能・儀礼 ―聞き・伝える伝承の世界―|中央大学クレセントアカデミー|鈴木明子

講義詳細
講座名
[冬]伝承と描かれた祭事・信仰・芸能・儀礼 ―聞き・伝える伝承の世界―
大学
中央大学クレセントアカデミー
キャンパス
駿河台記念館
概要
私たちの身の回りには、お正月やお盆などの年中行事、子供が誕生したときのお祝いなど、くり返し行われている伝承が少なからず残っています。本講座ではこうした身近な伝承に目を向け、伝承の世界、ひいては民俗学の基礎について考えて行きたいと思っています。
今年度は、絵図などに描かれた祭事・信仰・芸能・儀礼などから、具体的な事例をとりあげ、現代に伝わる祭事・信仰・芸能・儀礼などの伝承と比較し、その有無・異同などについて捉えていきたいと考えています。
江戸時代には天然痘の神様である疱瘡神という神様がたくさん描かれ、また多くの寺社の境内で祀られていました。天然痘は、一つ間違えると死に至る病としてとても恐れられていましたが、江戸時代の終わりに現代の予防接種に当たる種痘が行われるようになると脅威ではなくなり、科学の進歩により天然痘ウィルスは地上からは絶滅し、病気としての天然痘はなくなりました。では、その後疱瘡神はどうなったのでしょうか?このような描かれた事象と現代に残る伝承について考えて行きたいと思います。
会員価格
8,800円
一般価格
講座期間
2019/01/23~2019/02/20
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
3回
定員
講師名
鈴木明子
講師概要
中央大学法学部兼任講師
博士(文学)。東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。専門は日本民俗学。千代田区文化財調査指導員、日本学術振興会特別研究員(国立歴史民俗博物館研究員)をへて、現在、跡見学園女子大学・國學院大學・中央大学兼任講師。共編著『民俗文化の探究』岩田書院。共著『民俗のかたちとこころ』岩田書院、『人生儀礼事典』小学館、『年中行事大辞典』吉川弘文館、『千葉県史民俗編Ⅱ』、『綾瀬市史民俗編』、『上越市史民俗編』、『長野市史民俗編』。論文「オンナの身体論」(『長野県民俗の会会報』29)、「住吉大社の御田植神事の変遷(後)」(『東洋学研究』44号)他。
住所
東京都千代田区神田駿河台3-11-5
アクセス
JR中央・総武線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約3分/東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約6分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車(B1出口)、徒歩約3分/都営地下鉄新宿線 「小川町」駅下車(B5出口)、徒歩約5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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