講義詳細
講座名
続・歴史と未来をつなぐ民俗学ー京都魔界巡礼-ふたつの葵祭:秦氏とカモ氏の信仰空間
大学
佛教大学四条センター
キャンパス
四条センター
概要
今年度も昨年度に引き続き「歴史と未来をつなぐ民俗学」の連続講座を開講いたします。民俗学は現代を起点にして、過去へ遡及しながら人々のくらしの中に息づくさまざまな文化を読み解いてゆく学問です。その意味で、民俗学にとって歴史的なまなざしはとても重要です。しかしそれはあくまでも過去から現代へつながる時間軸の中での歴史にほかなりません。民俗学の目的は決して昔のことを探ることではなく、少し前の過去から出発して現代を読み解き、未来をも見通すことが究極の目的です。今年度も日々のくらしの中に見られるさまざまな現象を題材として、昨年度以上に多彩な講師陣を招きながら魅力的な講座を展開してゆきたいと考えています。
5月にはふたつ「葵祭」が行われます。京都三大祭である上下賀茂社の祭礼と、「松尾の葵祭」といわれる松尾大社の松尾祭還幸祭で、ともに葵と桂を飾ります。カモ氏の上下賀茂社と秦氏の松尾大社は平安京守護の「賀茂の厳神と松尾の猛霊」と呼ばれました。山背国2大勢力が連携し築いた壮大な信仰空間とは?祭と聖地に秘められた古代世界について講義したいと思います。また後半にはふたりの講師による対談も予定しています。
5月にはふたつ「葵祭」が行われます。京都三大祭である上下賀茂社の祭礼と、「松尾の葵祭」といわれる松尾大社の松尾祭還幸祭で、ともに葵と桂を飾ります。カモ氏の上下賀茂社と秦氏の松尾大社は平安京守護の「賀茂の厳神と松尾の猛霊」と呼ばれました。山背国2大勢力が連携し築いた壮大な信仰空間とは?祭と聖地に秘められた古代世界について講義したいと思います。また後半にはふたりの講師による対談も予定しています。
会員価格
1,000円
一般価格
講座期間
2017/04/17~2017/04/17
開講時間
15:30~17:00
曜日
月
講座回数
1回
定員
150人
講師名
丘眞奈美、八木透
講師概要
丘 眞奈美 (京都ジャーナリズム歴史文化研究所代表)、八木 透 (佛教大学歴史学部教授)
住所
京都市下京区四条烏丸北東角 京都三井ビルディング4階
アクセス
市営地下鉄「四条」駅または阪急「烏丸」駅下車、地下鉄連絡通路21番出口
申込
不要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。