ヨーロッパ建築の文化史－中世の建築編－(キリスト教ヨーロッパが生んだ建築文化)|藝術学舎（京都造形芸術大学×東北芸術工科大学)|西田雅嗣

ヨーロッパ建築の文化史－中世の建築編－(キリスト教ヨーロッパが生んだ建築文化)

藝術学舎（京都造形芸術大学×東北芸術工科大学)

大阪サテライトキャンパス

広く文化を考えさせてくれる対象として建築を捉え建築を鑑賞の対象と捉えるモチベーションを身につける 「建築」とは人間と建物の付き合い方のヨーロッパの文化形式です。近世ヨーロッパの歴史観は、これを、非ヨーロッパに起源のあるヨーロッパ正統の「古典系」と、ゲルマン人が古代ローマの遺産を受け継いで生み出し、ヨーロッパ独自の展開をした「中世系」とから成ると考えました。今回は、このうちの「中世系」の建築様式を見て行くことで、ギリシアやローマとは異なる、ヨーロッパ文化がキリスト教と共に独自に育んだ建築文化のあり方を考えます。20世紀の近代建築の思想的基盤は、実はこの中世建築の発見に起源があります。

15,000円

2017/04/29～2017/04/30

11:00（土）、9:30（日）～17:00（土）、16:10（日）

土、日

2回

40人

西田雅嗣

1999年東京大学にて博士号取得。京都造形芸術大学非常勤講師、神戸芸術工科大学非常勤講師、パリ＝ソルボンヌ大学共同研究者、フランス国立科学研究センター共同研究員。主な著書に『シトー会建築のプロポーション』（中央公論美術出版/2006年、建築史学会賞受賞）、『Vocabulaire de la spatialite japonaise』（Editions CNRS/2014年フランス建築アカデミー賞受賞）。

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