講義詳細
講座名
民俗学の旅- 宮本常一とあるいた昭和の日本 九州・沖縄編ー -
大学
龍谷大学エクステンションセンター
キャンパス
瀬田キャンパス
概要
人生の多くを旅に費やした宮本常一は、「日本人は旅が好きであるというけれど、旅に知性がもっと要請されていいし、もっと自由にあるき、物にふれ物を見、そして静かに考える機会を持ってよいのではないか」と述べています。参考図書としてあげた『あるくみるきく双書―宮本常一とあるいた昭和の日本』は、宮本民俗学に傾倒した当時の若者たちが、宮本の指導を受けつつ自らの足で全国を歩いた記録です。その記録は昭和40 年代初めから20 年間にわたりました。折から経済成長、大量生産・大量消費時代のただ中にあり、古くから継承されてきた物や習俗がまたたくまに消えていった時代でした。本講座では当時の旅の記録を底本にして、失われていった数々のものを見つめ直し、静かに考え、日本人の履歴をたどる作業をしたいと思います。今回は九州・沖縄の旅をとりあげます。
会員価格
7,380円
一般価格
11,100円
講座期間
2017/04/25~2017/07/04
開講時間
11:05~12:35
曜日
火
講座回数
6回
定員
40人
講師名
須藤護
講師概要
龍谷大学名誉教授。現在のテーマは、日本の近代を支えてきた人びとの暮らしを聞き書きによって記録していくこと。滋賀県、奈良県、和歌山県など、近県を中心に小旅行を続けている。主な著書は『木の文化の形成ー日本の山野利用と木器の文化』『ふるさと山古志に生きる』『雲南省ハニ族の生活誌』など。
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要
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