恋の辻占からフォーチュンクッキーへ|神奈川大学|中町泰子(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学・創価大学非常勤講師)

恋の辻占からフォーチュンクッキーへ

神奈川大学

KUポートスクエア

かつて、夕刻の辻で通行人の偶然の言葉を託宣として聞き、吉凶を占うものだった辻占は、本来は聞くことで判断する文字を必要としない占いでしたが、近世後期に同じ呼び名の印刷物に変容しました。本講座では辻占の起源から解説し、最も辻占が流行していた江戸時代の一枚摺り、双六、かるたといった辻占印刷物を紹介します。また、近代以降の辻占印刷物、それに江戸時代から現在まで伝承されている辻占商品についてもお伝えします。
また、AKB48 の「恋するフォーチュンクッキー」のヒットで注目された、アメリカで浸透している占い紙片入りのクッキーと日本の辻占煎餅の関係についても、背景から紐解いていきます。

7,200円

8,000円

2018/07/03～2018/07/31

13:00:00～14:30:00

火

5回

30人

中町泰子(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学・創価大学非常勤講師)

2010 年神奈川大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(歴史民俗資料学)。民俗学、生活文化史が専門。著書に『辻占の文化史―文字化の進展から見た呪術的心性と遊戯性』、監修者として『みたい!しりたい!しらべたい!日本の占い・まじない図鑑』全3 巻(以上、ミネルヴァ書房)、「フォーチュンクッキー」『日本のたしなみ帖 縁起物』(共著、自由国民社)。

神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階

横浜高速鉄道みなとみらい線（東急東横線直通）「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分

申込

URL