講義詳細
講座名
人間らしく生きる―対立を深める世界・・・日本の針路を考え直す―
大学
上智大学公開学習センター
キャンパス
四谷キャンパス
概要
トランプ大統領の就任から1年、北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる状況はますます緊迫しています。韓国、中国、ロシアなどの対話による平和的解決の方針に対して、米国は軍事的な攻撃をほのめかし、空母などを朝鮮半島周辺に配備して軍事的な圧力を強めています。周辺諸国の意向とは反対に、安倍政権だけはこうした米国の立場を全面的に支持して、米国から大量の兵器を購入する約束をし、米軍との作戦行動を可能にする憲法9条の改定、緊急事態条項導入の準備を進めています。
日本国内では、経済成長と財政再建を目指したアベノミクスが思ったような成果を挙げられず、出口も見えない中で、待機児童問題をはじめ、虐待、いじめ、引き籠り、高い学費、非正規雇用、低賃金、長時間労働、格差拡大などが続いており、子供たち、若者たち、働く世代の生活環境は、着実に劣化してきています。しかし安倍政権は、森・加計問題には一貫して責任逃れを図りながら、国民の医療・介護・年金などをますます切り詰め、日本人の将来への希望や徳性、互いの信頼感などを著しく損なってきました。
対立と混迷を深める世界のなかで、日本が進むべき道はこのままでよいのか?どうすれば人間の尊厳を回復し、人間らしく生きられる日本社会が実現できるのか?「今存在しているのとは別の在り方」はないのか? 島薗進、前川喜平、水島朝穂、小森陽一、江川紹子、松浦悟朗、半田滋、中野晃一、青井未帆、川崎哲の各氏にご意見を伺いつつ、受講者の皆さまと共に考える機会にしたいと思います。
日本国内では、経済成長と財政再建を目指したアベノミクスが思ったような成果を挙げられず、出口も見えない中で、待機児童問題をはじめ、虐待、いじめ、引き籠り、高い学費、非正規雇用、低賃金、長時間労働、格差拡大などが続いており、子供たち、若者たち、働く世代の生活環境は、着実に劣化してきています。しかし安倍政権は、森・加計問題には一貫して責任逃れを図りながら、国民の医療・介護・年金などをますます切り詰め、日本人の将来への希望や徳性、互いの信頼感などを著しく損なってきました。
対立と混迷を深める世界のなかで、日本が進むべき道はこのままでよいのか?どうすれば人間の尊厳を回復し、人間らしく生きられる日本社会が実現できるのか?「今存在しているのとは別の在り方」はないのか? 島薗進、前川喜平、水島朝穂、小森陽一、江川紹子、松浦悟朗、半田滋、中野晃一、青井未帆、川崎哲の各氏にご意見を伺いつつ、受講者の皆さまと共に考える機会にしたいと思います。
会員価格
29,700円
一般価格
講座期間
2018/04/18~2018/07/18
開講時間
19:00~20:30
曜日
水
講座回数
11回
定員
100人
講師名
【コーディネーター・講師】大橋容一郎
講師概要
上智大学文学部哲学科教授
住所
東京都千代田区紀尾井町7-1
アクセス
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅麹町口・赤坂口から徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。