講義詳細
講座名
続・歴史と未来をつなぐ民俗学ー日本における死者祭祀と仏教
大学
佛教大学四条センター
キャンパス
四条センター
概要
日本今年度も昨年度に引き続き「歴史と未来をつなぐ民俗学」の連続講座を開講いたします。民俗学は現代を起点にして、過去へ遡及しながら人々のくらしの中に息づくさまざまな文化を読み解いてゆく学問です。その意味で、民俗学にとって歴史的なまなざしはとても重要です。しかしそれはあくまでも過去から現代へつながる時間軸の中での歴史にほかなりません。民俗学の目的は決して昔のことを探ることではなく、少し前の過去から出発して現代を読み解き、未来をも見通すことが究極の目的です。今年度も日々のくらしの中に見られるさまざまな現象を題材として、昨年度以上に多彩な講師陣を招きながら魅力的な講座を展開してゆきたいと考えています。
日本における死者祭祀の諸相と、死者が死霊から祖霊へと徐々に変化してゆく過程について、主として仏教との関わりに留意しながら考えます。日本民俗学の創始者である柳田國男は「仏教民俗学」という領域を容認しませんでした。そのために柳田以降の第二世代の中から仏教民俗学が興ります。それら先行研究を検証しながら、日本特有の仏教の存在形態や仏教観にも触れてみたいと思います。
日本における死者祭祀の諸相と、死者が死霊から祖霊へと徐々に変化してゆく過程について、主として仏教との関わりに留意しながら考えます。日本民俗学の創始者である柳田國男は「仏教民俗学」という領域を容認しませんでした。そのために柳田以降の第二世代の中から仏教民俗学が興ります。それら先行研究を検証しながら、日本特有の仏教の存在形態や仏教観にも触れてみたいと思います。
会員価格
1,000円
一般価格
講座期間
2017/05/15~2017/05/15
開講時間
15:30~17:00
曜日
月
講座回数
1回
定員
150人
講師名
八木透
講師概要
佛教大学歴史学部教授
住所
京都市下京区四条烏丸北東角 京都三井ビルディング4階
アクセス
市営地下鉄「四条」駅または阪急「烏丸」駅下車、地下鉄連絡通路21番出口
申込
不要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。