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292070b 倫敦(ロンドン)時代の夏目漱石、その一面【連続講座】夏目漱石 生誕150年 ~漱石の魅力に迫る~(2)|武蔵野大学|千石隆志

講義詳細
講座名
292070b 倫敦(ロンドン)時代の夏目漱石、その一面【連続講座】夏目漱石 生誕150年 ~漱石の魅力に迫る~(2)
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
熊本の第五高等学校教授であった漱石は、明治三十三年、文部省からの官命によって、二年間の留学期間をロンドンで送ります。大づかみにいえば、前半は比較的明るく、後半はたいへん暗いものとなります。その〈明〉と〈暗〉の一端(しかしその本質)を、留学経験から誕生した短編と小品二つ(『倫敦塔』と「下宿」「過去の臭い」(『永日小品』所収)を軸としながら紹介します。自ずから、漱石の当時の精神と生活の両面に触れることになるでしょう。
『倫敦塔』は漱石の最初の短編小説です。倫敦塔の見学に訪れた「余」(漱石を思わせる語り手)は、そこでイギリスの歴史上の人物たちを目撃します。たとえば、エドワード四世の二人の王子とジェーン・グレイ(九日間だけイギリスの女王であった人)。むろん「空想」の中の話です。彼らに共通するのは、「罪なくして」殺されたことです。漱石がそういう彼らを描いたのはなぜか?
「下宿」「過去の臭い」(『永日小品』所収)の老令嬢とアグニスの二人には、存在感(生命感)が全くありません。こういう同居人が下宿にいたら、絶対に楽しくありません。「余」は憂鬱のあまり、下宿を変わるのですが、そういう彼らをあえて造型した漱石の意図はなにか?
そういうことなどを考えながら、ロンドン時代の漱石を探ります。
会員価格
一般価格
1,500円
講座期間
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
1回
定員
20人
講師名
千石隆志
講師概要
元本学非常勤講師 1945年、満州ハルビンにて生を享く。
早稲田大学文学部、日本文学科修士課程修了。
元早稲田大学高等学院・教諭。2004年度の1年間、ロンドン大学のアカデミック・ビジターとしてロンドンに滞在。
著書に、『芥川龍之介覚え書き』、『漱石論考』(共著)。
『ぼつちやん事典』(2014年)の執筆に参加。
その他、漱石論を中心に論文多数。
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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