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映画が娯楽の王様だったころ|明治大学リバティアカデミー|シェアマンスザンネ/上田学/近藤和都/仁井田千絵/ドメーニグローランド

講義詳細
講座名
映画が娯楽の王様だったころ
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
テレビやビデオの技術的な発展によって、映画は映画館だけではなく、自宅でも鑑賞することが可能となりました。こうした視聴形態の変化と娯楽の多様化によって、地方に根ざした小さな映画館や移ろいゆく都市の文化を育んだ映画館が次々と閉鎖され、独特な「映画館文化」が失われていきました。映画文化は、その上映の歴史と密接に結びついています。映画館という「場(トポス)」は、その時代その土地の大衆文化を濃密に反映し、私達にその息づかいを生き生きと伝えてくれます。この講座では無声映画時代から現在までの映画館を様々な具体例をあげながら検討します。日本の映画館が中心となっていますが、映画文化が極めて盛んであるアメリカの映画館も講義対象となります。
会員価格
12,000円
一般価格
講座期間
2018/05/19~2018/06/23
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
5回
定員
40人
講師名
シェアマンスザンネ上田学近藤和都仁井田千絵田中晋平ドメーニグローランド
講師概要
シェアマンスザンネ(シェアマンスザンネ)コーディネータ、明治大学法学部教授オーストリア(ウィーン)出身。早稲田大学文学研究科演劇映像学科修了。文学博士。日本映画史専攻。黒澤明の『七人の侍』を研究。著書に『成瀬巳喜男・日常のきらめき』(キネマ旬報社、1997年)など。
上田学(ウエダマナブ)神戸学院大学人文学部准教授2010年立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手(2009~2011年度)を経て、2011年から東京工芸大学、自治医科大学等で非常勤講師を務める。『日本映画草創期の興行と観客東京と京都を中心に』(単著、早稲田大学出版部)、『浅草文芸ハンドブック』(共著、勉誠出版)他。「無声映画」をテーマとした多数の講演実績あり。
近藤和都(コンドウカズト)国際日本文化研究センター共同研究員2012年早稲田大学文学部卒業。2014年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。映画関連資料館と連携し、資料のデジタルアーカイヴ化および関連シンポジウムでの発表活動を多数行う。
仁井田千絵(ニイタチエ)早稲田大学招聘研究員・非常勤講師早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学学術院助手、日本学術振興会特別研究員を経て、現職。共訳書に『エジソンと映画の時代』(森話社)。
田中晋平(タナカシンペイ)一般社団法人神戸映画保存ネットワーク客員研究員神戸映画資料館にてノンフィルム資料の整理作業に携わっており、地域の映画館文化や自主上映活動についての講演実績がある。共著に『現代映画思想論の行方』(晃洋書房)。
ドメーニグローランド(ドメーニグローランド)元明治大学法学部客員教授ウィーン大学東アジア研究所にて日本文化を研究。日本の映画、またサブカルチャーに通暁、日本映画界に就いての論考も著す。長らくウィーン大学で教鞭を執った後、来日して明治学院大学に勤める。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。