講義詳細
講座名
日本外交史論
大学
早稲田大学
キャンパス
八丁堀校
概要
最初に、一般的な問題として、歴史の中の可能性を振り返ることの意味を考えます。そして、日本の運命にかかわる決定を持っていたと考えられる1941年10月17日の御前会議を振り返ります。ここでの議論の動向と国内政治の状況を首相近衛文麿の『平和への努力』を通じて確認し、海相及川古志郎の、対米開戦かその避かを近衛総理に一任する、という発言を検討します。そして、御前会議で主導的役割を果たした当時の内大臣木戸孝一の想を考察します。さらに、日米戦争避のような、歴史の中で実現しなかった可能性を考察することの重要性を論じます。
会員価格
14,580円
一般価格
16,767円
講座期間
2017/10/03~2017/11/07
開講時間
15:00~16:30
曜日
火
講座回数
5回
定員
講師名
三宅正樹(明治大学名誉教授)
講師概要
三宅正樹
明治大学名誉教授
1934年仙台生まれ。京都大学文学部史学科西洋史学専攻卒業。文学博士(京都大学)。ユーラシア外交史専攻。著書は『ユーラシア外交史研究』(河出書房新社)、『文明と時間』(東海大学出版会)、『スターリンの対日情報工作』(平凡社)、『近代ユーラシア外交史論集』(千倉書房)など。1985年から95年まで国際歴史学会理事。
明治大学名誉教授
1934年仙台生まれ。京都大学文学部史学科西洋史学専攻卒業。文学博士(京都大学)。ユーラシア外交史専攻。著書は『ユーラシア外交史研究』(河出書房新社)、『文明と時間』(東海大学出版会)、『スターリンの対日情報工作』(平凡社)、『近代ユーラシア外交史論集』(千倉書房)など。1985年から95年まで国際歴史学会理事。
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