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ルネサンス・イタリアの傭兵隊長たち|早稲田大学エクステンションセンター|三森のぞみ(早稲田大学講師)

講義詳細
講座名
ルネサンス・イタリアの傭兵隊長たち
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
早稲田校
概要
パオロ・ウッチェッロ作《ジョン・ホークウッド騎馬像》、アンドレア・デル・カスターニョ作《ニッコロ・ダ・トレンティーノ騎馬像》、ドナテッロ作《ガッタメラータ騎馬像》、ヴェッロッキオ作《バルトロメーオ・コッレオーニ騎馬像》。これらイタリア・ルネサンス美術の傑作として知られる肖像画や彫像は、いずれも名高い傭兵隊長を讃えて制作されたもので、当時の社会における彼らの重要性を今に伝えています。この時代の戦争は専ら「プロ」の軍人である傭兵によって戦われ、傭兵契約を結び自身の兵を率いて戦う傭兵隊長は、雇い主である国家や君主と密接に結びつき、戦争の遂行のみならず、平和の構築にも大きな役割を演じました。彼らを抜きにしてルネサンス政治システムを語ることはできません。傭兵隊長の姿からルネサンス社会の興味深い一面を探ってみましょう。本講座では、14世紀後半から15世紀におけるイタリアの政治情勢、傭兵制のしくみや実態などを概観した後、イングランド出身のジョン・ホークウッド(1320頃〜1394年)から、ルネサンスの名君と謳われるウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ(1422〜1485年)まで、代表的な傭兵隊長を年代順に取り上げ、ライバルや師弟関係、パトロネージ活動なども追いつつ、イタリア半島の政治バランスを支えた彼らの活躍を考察していきます。個性豊かな傭兵隊長の生涯は数奇な人間物語としても楽しめます。
会員価格
29,160円
一般価格
33,534円
講座期間
2018/04/13~2018/06/22
開講時間
10:40~12:10
曜日
講座回数
10回
定員
講師名
三森のぞみ(早稲田大学講師)
講師概要
三森のぞみ
早稲田大学講師
イタリア中世史専攻。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学に留学。共著として『イタリア都市社会史入門』(昭和堂)、訳書にキアーラ・フルゴーニ『アッシジのフランチェスコひとりの人間の生涯』(白水社)などがある。

住所
東京都新宿区西早稲田1-6-1
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。