講義詳細
講座名
江戸の黄表紙を読む─自由な絵画文学・黄表紙がいかに政治や社会と関わったかを考える
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
黄表紙は江戸草双紙の一時代を画した名称です。本講座では、江戸草双紙の歴史を概観して、まず黄表紙が田沼時代という自由な時代に誕生した自由な発想の産物であったこと、また武家作家が先鞭をつけ町人作家とくに山東京伝が読者の喝采を浴びたことを読み解きます。その後の「寛政の改革」の時代には、黄表紙は改革風俗を揶揄し、やがて政治に翻弄されていきます。こうした流れを作品に即して読み、考えます。黄表紙の面白さと笑いを堪能しましょう。今学期は復習もかねて黄表紙の概要説明から始めますので、はじめてのかたも、お気軽にご参加ください。【主な講義内容】・『金々先生栄花夢』の誕生まで・『金々先生栄花夢』を徹底して深読みする①②・武家作家の作風を比較する①②・町人作家の登場と田沼時代・寛政の改革と黄表紙・寛政の改革以後の黄表紙を読む
会員価格
23,328円
一般価格
26,827円
講座期間
2018/04/26~2018/06/28
開講時間
15:00~16:30
曜日
木
講座回数
8回
定員
講師名
棚橋正博(元早稲田大学大学院講師、元帝京大学大学院教授)
講師概要
棚橋正博
元早稲田大学大学院講師、元帝京大学大学院教授
1947年秋田県生まれ。早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程終了。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、日本近世文学。著書に、『江戸の戯作草紙』(小学館)、『江戸の道楽』(講談社)、『山東京伝の黄表紙を読む〜江戸の経済と社会風俗から』(ぺりかん社)などがある。
元早稲田大学大学院講師、元帝京大学大学院教授
1947年秋田県生まれ。早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程終了。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、日本近世文学。著書に、『江戸の戯作草紙』(小学館)、『江戸の道楽』(講談社)、『山東京伝の黄表紙を読む〜江戸の経済と社会風俗から』(ぺりかん社)などがある。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。