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ヒッタイト学入門―王国の興亡|早稲田大学エクステンションセンター|吉田大輔(アナトリア考古学研究所研究員)

講義詳細
講座名
ヒッタイト学入門―王国の興亡
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
中央アナトリア北部の寒村ボアズキョイの広大な遺跡の本格的な発掘調査が始まったのは1906年のことでした。発掘開始当初から出土した夥しい数の粘土板文書から、この遺跡がかつてのヒッタイトの都ハットゥサであることが明らかになりました。そして1915年ボアズキョイ出土の文書の大半が書かれていたヒッタイト語が解読され、その内容を読み解くことが出来るようになり、ここにヒッタイト学が誕生します。こうして謎に包まれ、ほとんど何も知られていなかった幻の王国ヒッタイトは徐々にその姿を現していきます。ヒッタイト学は誕生してからわずか百年と若い学問ですが、古代オリエントの歴史、宗教、文化の解明に果たした役割は極めて大きいと言えます。ことに近年、我が国の調査隊も含めて、ヒッタイトの本拠地のあった中央アナトリアの調査が飛躍的に進み、その成果は実に目覚ましいものがあります。今の講座では、ヒッタイト王国の事実上の創始者ハットゥシリI世、王国の勢力を大きく伸ばしたスッピルリウマI世、またエジプトとの「カデシュの戦い」で知られるムワタリII世など、ヒッタイトの歴史に大きな足跡を残した王の治績を中心に、王国の興亡の歴史を辿ります。
会員価格
20,412円
一般価格
23,473円
講座期間
2018/05/11~2018/06/22
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
7回
定員
講師名
吉田大輔(アナトリア考古学研究所研究員)
講師概要
吉田大輔
アナトリア考古学研究所研究員
新潟県生まれ。博士(Dr.Phil.、ミュンヘン大学)。専門分野は古代アナトリア学、特に紀元前2千年紀に栄えたヒッタイト王国の研究。著訳書に「古ヒッタイト語における名詞的所有格の機能」(独文)、「ヒッタイトの太陽神研究」(独文)、『ヒッタイト王国の発見』(山本書店、共訳)などがある。

住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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