講義詳細
講座名
銀幕に魅せられた文学者たち
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
映画と文学の関係を様々な角度から考察します。映画というメディアの登場は文学をどのように豊かにしたのか。映画というメディアの隆盛は私たち人間の感性のどのような変容と対応しているのだろうか。など、映像資料を見たり、文学資料を読んだりしながら、分析します。【第1】アメリカの恋人と呼ばれた女優メアリー・ピックフォードは、谷崎潤一郎の文学をどのように触発したのか考えます。【第2】詩人萩原朔太郎の想像力に、映画はどんなふうにはたらきかけたのでしょうか。萩原朔太郎の詩におけるミステリアスな要素について考えます。【第3】寺田寅彦は、夏目漱石の弟子。科学者でもあり、エッセイに巧みで、映画をこよなく愛しました。彼にとっての映画と文学を考えます。【第4】喜劇王チャップリンは日本文学、日本文化とどのような関わりを持っているのでしょうか。チャップリンが日本のモダニズム文学の先端をゆく人々にもたらした啓示について考えます。【第5】ノーベル文学賞作家川端康成は、映画の実作にも深く関わり、また川端作品はしばしば映画化されてもいます。川端文学にとって映画的であるとはどういうことだったのでしょうか。文学と映画「雪国」を読み比べます。
会員価格
14,580円
一般価格
16,767円
講座期間
2017/08/01~2017/09/05
開講時間
10:30~12:00
曜日
火
講座回数
5回
定員
24人
講師名
川崎賢子(立教大学特任教授)
講師概要
川崎賢子
立教大学特任教授
立教大学特任教授。専門は日本近代文学・文化・演劇。主著に、『彼等の昭和』(白水社、1994年)、『尾崎翠砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)、共編著に『占領期雑誌資料大系文学篇(全5巻)』(岩波書店、2009-2010年)など。
立教大学特任教授
立教大学特任教授。専門は日本近代文学・文化・演劇。主著に、『彼等の昭和』(白水社、1994年)、『尾崎翠砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)、共編著に『占領期雑誌資料大系文学篇(全5巻)』(岩波書店、2009-2010年)など。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。