小泉八雲の『耳なし芳一』を朗読する(中級クラス)

神奈川大学
KUポートスクエア
原良枝(甲南女子大学文学部、日本文化学科専任講師、関東学院大学講師)

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講義詳細

講義詳細
講座名
小泉八雲の『耳なし芳一』を朗読する(中級クラス)
大学
神奈川大学
キャンパス
KUポートスクエア
概要
小泉八雲の怪談『耳なし芳一』を朗読する講座です。腹式呼吸や滑舌の練習などをある程度行うことができる方向けの内容です。とは言え、決して難しい内容ではありません。皆で楽しく声を出していくことに主眼を置きます。
アイルランド人の父とギリシャ人の母を持つラフカディオ・ハーン(のちの小泉八雲)は、異文化への優しいまなざしを込めて明治期の日本の姿を著した紀行文や、各地の怪異譚を〈再話〉という形で残しました。中でも、『怪談』「耳なし芳一」は、読み継がれ愛されている作品です。平家の亡霊を前に、琵琶でその滅亡の物語を語る芳一の声や琵琶の音色、亡霊たちの足音などが聞こえてくるような表現に溢れています。それらを声で表現していく朗読。読む人の心の中にも、一つの豊穣な言葉の世界が生まれます。
会員価格
9,900円
一般価格
11,000円
講座期間
2018/07/13~2018/08/31
開講時間
13:00:00~14:30:00
曜日
講座回数
7回
定員
30人
講師名
原良枝(甲南女子大学文学部、日本文化学科専任講師、関東学院大学講師)
講師概要
神奈川県横浜市出身。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程指導終了。博士(学術)。元テレビ神奈川(tvk)のアナウンサー。音声言語教育論、メディア論、コミュニケーション論を専門。早稲田大学国際言語文化研究所招聘研究員。朗読家。著書『声の文化史―音声読書としての朗読―』(成文堂)、『彼女の場合―神奈川・文学のヒロイン紀行』(かまくら春秋社)、共著『国際化の中の言葉と文化』、『比較文化のすすめ』(以上、成文堂)、共訳『T.S エリオット―文化の定義のための覚書』(中央公論新社)など。アナウンサーとしての原点である朗読を通して、話し言葉やパブリック・スピーキングの在り方を研究している。
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階
アクセス
横浜高速鉄道みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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