名筆に学ぶ書道実技(漢字)-蘇軾の書を読む-

国士舘大学
世田谷キャンパス
細貝宗弘(国士舘大学教授)

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講義詳細

講義詳細
講座名
名筆に学ぶ書道実技(漢字)-蘇軾の書を読む-
大学
国士舘大学
キャンパス
世田谷キャンパス
概要
蘇軾(号は東坡)は北宋の人で、詩人・能書として当時一級の人で、宋四大家のひとりです。書ははじめ「蘭亭序」を学び、顔真卿の書に人間性の発露を見出しましたが、のちに古人の書の模倣に区切りをつけ、蘇軾独得の個性豊かな書を書くようになったといわれています。「黄州寒食詩巻」「宸奎閣碑」「李太白仙詩巻」が有名です。春期は蘇軾の書の中で神品第一といわれている「黄州寒食詩巻」を学びます。「黄州寒食詩巻」は元豊5年(1082)の春、蘇軾が寒食節に流謫(るたく)の身のさびしさを雨に寄せて詠んだ詩で、行書で書いています。書には顔真卿・楊凝式の筆意を兼ねていると評されていますが、唐人の書とは姿も趣も大きく異なります。この点を踏まえ、書法を超越した自由で変化に富み個性の鮮明な書を学びます。
※対象は「中級」~「上級」です。
●使用テキスト:中国法書選 46:蘇東坡集[宋]
会員価格
32,500円
一般価格
32,500円
講座期間
2018/04/28~2018/07/28
開講時間
9:00~11:00
曜日
講座回数
13回
定員
15人
講師名
細貝宗弘(国士舘大学教授)
講師概要
最終学歴:東京教育大学大学院教育学研究科修士課程美術学専攻修了
現在の職業:国士舘大学文学部教授
論文:「最澄の真筆が延暦寺・来迎院・多度大社から出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第8号)、「久隔帖につづく最澄自筆消息出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第3細号)他
住所
東京都世田谷区世田谷4-28-1
アクセス
小田急線梅ヶ丘駅下車、徒歩9分/東急世田谷線松陰神社前駅または世田谷駅下車、徒歩6分/JR渋谷駅西口バスターミナル30番乗り場/渋52「世田谷区民会館」バスで終点下車、徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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