源氏物語への誘い／総角巻前半をよむ

鶴見大学生涯学習センター

鶴見大学会館

「あまた年耳馴れたまひにし川風も」父八宮を失った姫君たちには一際悲しく聞こえます。宮の一周忌後宇治を訪れる薫は、しきりに胸中を訴えますが大君は拒みます。弁の君を通して、中の君との結婚を望む大君の思いを伝えられた薫は、女房の手引きで寝所に忍び込むものの、大君は逃れてしまいます。匂宮が中の君と契れば大君は自分に、との思いから薫は匂宮を宇治に案内します。匂宮は望み通り中の君と契り、三日の夜も母中宮の戒めに背いて宇治に通います。
薫二十四歳の秋を描く総角巻前半を原文に忠実にじっくりと読みます。そして声に出しても味わいましょう。

15,000円

2017/9/25～2017/12/11

13:30～15:10

月

11回

60人

今野鈴代

鶴見大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。教養講座講師。元鶴見大学文学部講師。元鶴見大学源氏物語研究所研究員。

横浜市鶴見区豊岡町3-18

JR「鶴見」駅西口下車徒歩1分

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