SC55近江の古典文学- 百人一首から松尾芭蕉まで -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

髙井悠子

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
SC55近江の古典文学- 百人一首から松尾芭蕉まで -
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
概要
古来、『万葉集』の時代から近江の地は古典文学の舞台となってきました。本講座では、古典文学として有名な作品を鑑賞しながら、近江の地が持つ文学性に触れていきます。
まず、かるたでおなじみの百人一首の和歌を鑑賞し、歌枕の地としての近江を紹介します。歌枕とは和歌によく詠まれた名所のことをいいますが、とくに、「逢坂」は恋のイメージを持つ有名な近江の歌枕です。土地が持つ文学的な世界観を見出していきます。
さらに、江戸時代に活躍した俳諧師松尾芭蕉を取り上げます。芭蕉が近江の地を何度も訪れ、その墓が膳所の義仲寺にあることは有名ですが、芭蕉という文学者にとって近江とはどのような存在だったのか、その作品や書簡を読みながら考えていきます。
また、講義とあわせて、漫画や映画の舞台となった近江神宮勧学館での競技かるたの体験や、芭蕉の墓がある義仲寺などの芭蕉ゆかりの地を訪問することで、古典文学の香り高い近江の地を肌で感じていただきたいと思います。
講座日程
(1) 12月2日(土)
百人一首における近江
百人一首の和歌を鑑賞しながら、和歌に詠まれた近江の歌枕を紹介し、土地が持つ世界観についてお話します。
(2) 12月9日(土)
【現地見学】百人一首、競技かるたの体験
漫画、映画の舞台ともなった近江神宮の勧学館にて大津あきのた会の方にお教えいただきながら競技かるたを体験します。
(3) 1月20日(土)
松尾芭蕉と近江
近江の地で詠んだ芭蕉の俳句を紹介しながら、芭蕉にとって近江がどのような地であったかについてお話します。
(4) 1月27日(土)
【現地見学】近江、芭蕉のゆかりの地
芭蕉の墓がある義仲寺を中心に膳所周辺のゆかりの地を探訪します。
テキスト
持ち物
備考 【連絡事項】12月9日(土)・1月27日(土)は現地見学となります。
12月9日(土)
【集 合】京阪石山坂本線「近江神宮前」駅 13:30〈時間厳守〉
【解 散】京阪石山坂本線「近江神宮前」駅 15:00〈予定〉
【その他】
○現地見学の詳細は講座の際にご説明します。
○歩行の総行程は約1.5キロメートルです。
○動きやすい服装、靴でご参加ください。
○雨天決行につき、雨具などをご用意ください。
1月27日(土)
【集 合】JR琵琶湖線「膳所」駅 13:30〈時間厳守〉
【解 散】JR琵琶湖線「膳所」駅 15:00〈予定〉
【その他】
○現地見学の詳細は講座の際にご説明します。
○歩行の総行程は約2キロメートルです。
○動きやすい服装、靴でご参加ください。
○雨天決行につき、雨具などをご用意ください。
受講対象者:特に制限はありません。
第2回目12月9日(土)および第4回目1月27日(土)は学外講座です。詳細は前の回に周知します。場所:瀬田および学外/RECホールおよび滋賀県大津市
会員価格
7,320円
一般価格
9,800円
講座期間
2017/12/2~2018/1/27
開講時間
13:35~15:05
曜日
講座回数
4回
定員
30人
講師名
髙井悠子
講師概要
大垣市奥の細道むすびの地記念館学芸員
岐阜県大垣市にある奥の細道むすびの地記念館で学芸員をしています。この春には企画展「真筆でたどる芭蕉の生涯①~深川隠棲期から『野ざらし紀行』の旅へ~」を担当しました。古典文学に広く関心をもち、現在、大学でも日本古典文学と芸術を関連付けた講義を行っています。
住所
アクセス
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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