はじめての『風土記』

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
水谷類

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
はじめての『風土記』
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
古代の出雲が、日本列島の古代世界にとってどれほど大きな存在だったか、いまさらいうまでもありません。『古事記』の出雲神話はいうまでもなく、『日本書紀』に展開している古代神話には、実は出雲の神々の世界が、人知れず利用されていることが分かってきました。それが、カミムスヒ神を頂点とする神話世界です。さらに、出雲(杵築)大社を神々の幽宮としてそれを取り囲む超古代の出雲王権の様子も、風土記の読み込みから少しずつ見え始めています。近年のあの驚くべき考古学的発見さえも、実は風土記にちゃんと記録されていました。『出雲国風土記』はまだまだ未知の世界を宿しているのです。今回は『出雲国風土記』を丹念に読み解きますが、出雲が終わればその他の風土記へと読み進みます。
会員価格
20,000円
一般価格
講座期間
2018/04/27~2018/08/03
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
8回
定員
65人
講師名
水谷類
講師概要
水谷類(ミズタニタグイ)元明治大学文学部兼任講師日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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