295106 臨床のことばで心理教育を生かすには

武蔵野大学
有明キャンパス
大山みち子

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講義詳細

講義詳細
講座名
295106 臨床のことばで心理教育を生かすには
大学
武蔵野大学
キャンパス
有明キャンパス
概要
臨床家にとって、心理教育は重要であるとされているものの、傾聴することに比べ、こちらから語りかけることについての訓練の機会は少ないようです。しかし顧みれば、私たちは子どものころから教育によって育ち、我が国の心理学も、教育の分野に支えられて発展してきました。
また、クライエント、患者、少年、家族などの対象者に、「教育」という設定で語りかけることによって、彼らに無用にみじめな気持ちを与えず、自分が・自分から学んでいる、新たに得ている、という豊かな気持ちになってもらう効果があると演者は感じています。
これらは、取り組みへの意欲を持たせ、動機づけとして重要であるといえます。
さらに、彼らが途方にくれ孤立する感じや、それを背景とする力みや背伸びを防ぐ意味合いもうかがわれます。
当日は、グループディスカッションを通しての心理教育の例、比較的初心者の実践でも参考になる資料、解釈や名づけとしての心理教育、「教育らしく」する場合・しない場合なども話題とする予定です。
また、今回のテーマに縛られず、事例の提供を歓迎します。
会員価格
一般価格
8,000円
講座期間
開講時間
13:00~18:00
曜日
講座回数
1回
定員
30人
講師名
大山みち子
講師概要
本学教授・臨床心理士
本学・本学大学院教授、広尾心理臨床相談室臨床心理士
1982年横浜国立大学修士課程修了、1985年日本大学博士後期課程満期退学。神奈川県精神衛生センター、柴田クリニック、東京警察病院等の非常勤を大学院時に経験。1985年から法務省で、市原刑務所、東京少年鑑別所、世界青年の船(総務庁併任)等で心理技官、甲府少年鑑別所統括専門官を最後に1996年退職。1996年東京医科歯科大学難治疾患研究所犯罪被害者相談室室長、2000年武蔵野女子(現武蔵野)大学講師。これらの傍ら開業で心理臨床活動。厚労省「ドナー家族の心情把握等作業班」参画者、少年院での指導グループにおけるゲストスピーカー等。日本トラウマティック・ストレス学会・日本ブリーフサイコセラピー学会・日本犯罪心理学会理事、日本心理学会代議員等。
住所
東京都江東区有明三丁目3番3号
アクセス
りんかい線「国際展示場」駅徒歩7分 / ゆりかもめ「国際展示場正門」駅徒歩6分 / 都営バス(都05系統「東京ビッグサイト」行き)「武蔵野大学前」下車すぐ / 都営バス(東16系統「東京ビッグサイト」行き)「武蔵野大学前」下車すぐ
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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