296040c 「軍事政権」としての戦国大名―武田氏滅亡の背景―【連続講座】 第四弾 武士の権力論

武蔵野大学
千代田サテライト教室
丸島和洋

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講義詳細

講義詳細
講座名
296040c 「軍事政権」としての戦国大名―武田氏滅亡の背景―【連続講座】 第四弾 武士の権力論
大学
武蔵野大学
キャンパス
千代田サテライト教室
概要
戦国大名の権力の本質のひとつは、戦争から家臣を「保護する」ことにあります。したがって戦国大名には、「勝ち続ける」ことで味方を守り抜くことが求められました。この講座では、織田信長に滅ぼされた武田氏最後の当主武田勝頼を素材として取り上げ、武田氏滅亡の過程と、それを決定づけたものがなんであったのかを検討します。実は勝頼は、長篠合戦の大敗から勢力を挽回し、むしろ信玄の時代よりも広大な領国を築いた存在でした。にもかかわらず、織田信長本人をして、「まさかわずか30日程度で決着がつくとは思わなかった」と言わしめるほどあっけなく滅亡してしまいます。武田氏滅亡の背景を探ることで、戦国大名の本質を考えます。
会員価格
一般価格
1,500円
講座期間
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
1回
定員
50人
講師名
丸島和洋
講師概要
慶應義塾大学非常勤講師
1977年大阪府生まれ、東京都調布市育ち。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課 単位取得退学。博士(史学、慶應義塾大学)。
国文学研究資料館研究部特任助教などを経て現職。2016年度大河ドラマ「真田丸」時代考証。専門は日本中世史。主な著書に『戦国大名武田氏の権力構造』(思文閣出版、2011年)、『戦国大名の「外交」』(講談社選書メチエ、2013年)、『郡内小山田氏―武田二十四将の系譜―』(戎光祥出版、2013年)、『図説 真田一族』(同前、2015年)、『真田四代と信繁』(平凡社新書、2015年)、『真田一族と家臣団のすべて』(KADOKAWA新人物文庫、2016年)、『戦国大名武田氏の家臣団―信玄・勝頼を支えた家臣たち―』(教育評論社、2016年)、『真田信繁の書状を読む』(星海社新書、2016年)、『シリーズ中世から近世へ 武田勝頼』(平凡社、2017年)ほか。
住所
東京都千代田区四番町11番地 千代田女学園中学校・高等学校内
アクセス
JR・東京メトロ「四谷」駅より徒歩8分 / JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩8分 / 東京メトロ「麹町」駅あるいは「半蔵門」駅より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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