焦りから決めたTOEIC受験で学ぶ大切さに気付く

8月の一次審査通過作文/「学びと私」作文コンテスト

ペンネーム:ピレニーズさん(23歳)/東京都/最近ハマっているもの:「リアル脱出ゲーム」にはまっています。

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ペンネーム:ピレニーズさん(23歳)/東京都/最近ハマっているもの:「リアル脱出ゲーム」にはまっています。

 久しぶりに、TOEICテストを受けることにした。

 最後に受験をしたのは大学に入学してすぐの頃だった。大学受験の直後だったため、我ながらなかなか良い点数がとれた。就職活動で自慢できるくらいの点数であり、実際に就職活動中にはと面接官の方に褒めて頂くこともあった。

 しかし、それから数年。無事社会人になった私は、どことなく焦りを感じていた。TOEICテストの点数を売りの一つにして入社した私は、入社後も、「じゃあ英語ができるんだね、何かあったら頼らせてね」と先輩方に言われることとなった。しかし、よくよく考えてみれば、大学生時代のTOEICテストの受験以降、私は英語をほとんどまともに勉強していないのである。英語を少し読むだけならまだしも、会話などは絶望的にできなくなっていたのであった。このままでは、何かあった時に英語力の低さを露呈することになってしまう…!

 危機感を覚えた私は、急いで直近のTOEICテストに申込みをし、その足で書店へと向かい問題集を購入した。そして、その日から私の久しぶりの試験勉強が始まったのである。新社会人として、そもそも仕事を覚えるだけで精一杯であった私だが、一度申し込んだからには後には退けない。TOEICテストを受験することを会社の先輩にも宣言し、日々少しずつ勉強を重ねていった。「継続は力なり」とはよく言ったもので、英語の勉強をまったく継続していなかった私は、驚くほど英語を忘れていた。だが、嘆いている暇はない。受験をしたうえで、少なくとも前回と同じか、それ以上の点数を取らなければ、会社の先輩にも顔向けができないのである。会社の昼休みや帰宅後の時間、そして土日を活用して、私は久しぶりに真剣に英語と向き合っていた。そのおかげで、試験の直前には、なんとか前回の受験時と同じくらいの点数がとれそうになっていた。

 そして、ついに迎えた受験当日。やや緊張もあったものの、試験が始まってしばらくした頃には、落ち着いて問題と向き合えるようになっていた。そして、試験が終わった時には、前回の点数を超えられたという、確かな手ごたえを感じていた。

 そして、点数はもちろんだが、私は今回のTOEICの受験を通して、改めて自ら能動的に学ぶことの大切さを感じた。大学生の時、そして社会人になってから、私は能動的に学べていただろうか?ただ講義に出席するだけで満足していなかったか?ただ言われた仕事をこなすだけで満足していなかったか?

 これまで私は、決められたプログラムに沿って勉強したり、割り振られた仕事に沿って仕事を覚えてばかりだったように思う。だが今回、きっかけはやや不純だったとはいえ、自分の「学びたい」とう気持ちを原動力として学んだことで、しっかりと身体にしみこむような学びができたように思う。きっと、受動的に過ぎていった学びは身につかないということなのだろう。自分から能動的に、学びにいったことだけが、自分の血となり肉になるのではないだろうか。

 社会人1年目。まだまだ会社では分からないことばかりで、注意されることだって多い。けれど、能動的に仕事に挑戦し、学んでいきたいと、今回の受験を通して強く思った。そしてもちろん、仕事以外でも、様々なことに対して自ら興味を持ち、能動的に学んでいきたい。

 今日、TOEICの結果が郵送されてきた。結果は、なんと前回の結果から+30点という高得点。明日、会社の先輩に結果を報告するのが、今から楽しみだ。

(作文のタイトルは編集室が付けました)

学びと私コンテスト

カシオ電子辞書「エクスワードXD-G8000」

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